ぼくとう句会行事
馬酔木 2022-6ぼくとう吟行俳句会 ~後楽園~小石川後楽園は水戸藩の上屋敷跡。ぼくとう句会では期せずして秋にも墨堤畔の水町である水戸藩の下屋敷も訪れた。東京都内は、つくづく大名屋敷の跡地に潤われている感がある。後楽園の名の由来は『先憂後楽』の故事に従い、平たく云えば「為すべきを為し、しかる後に楽しむ」を座右としている。若かりし頃の光圀は相当の遊び人で夜な夜な屋敷を出て、お忍びで巷を遊び歩いたらしい。しかし、その後はすっかり改心して学問に励み天下の副将軍として天下を支えた。 その庭は、まさに日本と唐中国の名勝を模してのテーマパークともいえる。四季折々に、それなりに水景色と小鳥の声
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