ぼくとう句会行事
馬酔木 2022-6
ぼくとう吟行俳句会
~後楽園~
小石川後楽園は水戸藩の上屋敷跡。ぼくとう句会では期せずして秋にも墨堤畔の水町である水戸藩の下屋敷も訪れた。
東京都内は、つくづく大名屋敷の跡地に潤われている感がある。
後楽園の名の由来は『先憂後楽』の故事に従い、平たく云えば「為すべきを為し、しかる後に楽しむ」を座右としている。
若かりし頃の光圀は相当の遊び人で夜な夜な屋敷を出て、お忍びで巷を遊び歩いたらしい。しかし、その後はすっかり改心して学問に励み天下の副将軍として天下を支えた。
その庭は、まさに日本と唐中国の名勝を模してのテーマパークともいえる。四季折々に、それなりに水景色と小鳥の声を楽しむことが出来る。。何といっても江戸の上水を庭に引き込んでいるのである。菖蒲田や稲田に当時の思いを馳せることだろう。
水戸藩は幕末に攘夷論をかざして割を喰ったが、最後の将軍の慶喜のルーツは水戸藩でありその評価は分かれるが、無血開城で結果的に国内の内乱を最小に抑えたことになる。
交通のアクセスが良いので一人でも気分転換に作句に、お勧めのスポットである。
七月ぼくとう句会 ご案内
兼題: 「蚊遣」「空」
酷暑の折、くれぐれも無理をなさらず ご参加ください。
●2022 7月二十一日(第3木曜日)
●会場:両国コアシティ2F和室)
5:30 pm~8:00 pm回向院隣り
◇投句の場合は封書かFAXにて
七月十九日までに到着で。
指導 徳田 千鶴子 先生
世話役 萩庭 一幹
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-24-4
携帯 080-3363-6250
◇投句の場合
FAX 03-6320-7068 一幹宅
倉科 紫光 ℡ 03-3871-0808
林 勝利 ℡ 03-3384-7587